110番か否かを真剣に悩んだ深夜の話とコミケThanks話

 東京ではありがとうございました!東京より田舎が物騒でした(後述)。
 いろいろぱちぱちもありがとうございます。
>>16日拍手の方
 あわわ、いえいえこちらこそ、三組本を探しに遥か東へ旅立っていて申し訳ありませんでした…!間違えてはいけない人物と間違えてしまったということで、さぞかし心外だったろうと、後で話しておりました。こちらこそすみません。三組本、恐ろしく中途半端な状態で私も気持ち悪いので、いつか、どこかで……!と思っていました。結局主ジャンルを冬も動かない予定なので、なんとも言えないのですが…拍手メッセージ、ありがとうございました。

 さて東京。
 チャリ旅からほぼそのままなだれ込み、もうカタログもぱら読みだったのですべて現地で準備することに。1日目はどうしてもご挨拶したいサークルさんがあったので、午後に東京入りした後、ガンダム横目にビッグサイトに向かいましたゆりかもめ混み過ぎ…!!午後なのになんぞ、と思えばお台場でなんかいろいろやってたんですね。お台場過ぎると凄い空いてびっくり。ガンダムはもの寂しげに宙を仰いで煙吐いてました(笑)。原宿で桐也さんと待ち合わせて思わず運転手の確認をせずにはいられなくなるカーアクセサリーをいただいてしまった(さっそくつけましたよ桐也さんありがとう!)後の夜はYORKさんとお食事をご一緒v相変わらずお店のチョイスが素敵です。鯛っておいしいよなぁと思う東京。ヘタ話から往年のファンタジー小説話、リアルの話まで楽しかったです。なんかもう引き出し多すぎですYORKさんすごい!へろへろだったので変なこと口走ってなかったかどうかが心配だ…!
 2日目。
 チケットの番号を控え忘れてYORKさんにメールする。←馬鹿 さ、昨年夏が何も教訓になっていない…!!西は涼しかったです。が、昼近くから急激に混みだし、何かとおもいきやたぶんあれだ、東をさらい終わった人たちが流れてきてたんですね。昼過ぎに私も東に向かいましたが、西→東に1時間近くかかったのは初めてだ…!ところであの場で言っても混乱を深めるだけだから黙ってましたが、西1のシャッターから出て、東に向かう外の列(なんぞそれ…)に合流したら移動は一瞬でしたよね(笑)。でも西から見ててまさかあの列が東に向かう列だとは思わなかっただろうな…どこの大手だ、という(笑)。東にはホール横から侵入、何ホールが確認する前に男波にのまれて「…ああ…東方…」とぼんやり理解(笑)。女子トイレがすかすかでした。西とか東456に並んでる人たちをワープさせてあげたかった。
 今回時間がなくてTRPGスペは全くチェックしておらず、絨毯爆撃でいいやと思っていたらなんかいろいろ誤算が…あって…ご、ご挨拶したかった方とかスペースにいらっしゃるのに気付かず…帰ってから知って…おおおorz DXサード関連とかBLリプレイとか入手できたのはうれしかったです。ティアクラ関連と振り関連はほくほくでした。ムパル本とか素晴らしすぎる。
 夜はもうね。ばったばたで上京したので何も予定入れておらず、だいさくせん行っちゃおうかなーでも遠いなー友達に連絡しよっかなーでも土曜夜にいきなり連絡してもなーとホテルで汗を流した後戦利品を読みつつうだうだしていたら電話が鳴り出す。あきらさん大好きだ!おいしいピザの店でだらっとトーク。私は本当に友達の前だと気が緩み過ぎると思います。いつか嫌われる、とすらほとんど思わない最近、自重自重友達いなくなったら生きてけないから!ホテルに戻って日付変わるくらいに就寝、


 9時までノン☆ストップ。び、びっくりしたー。いくら眠くても5時半とかには自然に目が覚める習慣があるのに、いや夢の中で明け方廊下がうるさいな…と思った記憶はあるんですが(それがたぶん5時半だったのか?)。
 そうですまともに寝てなかったんです強行軍チャリ旅からこっち(笑)。人と飲む用事が入ると元気になるから気付かずたちが悪い(笑)。3日目はこれまただらっとする(私が)友人と昼ごはん食べて散歩してお茶してだらっと数時間。博識な友人の話がとにかく面白くてげらげら笑いながらひたすら聞いていたものの、聞き役なだけでいいのか?私ばっかり楽しい思いをしてないか?一矢報いたくて言ってみる「チャリで500キロ強旅してきたよー」「ぶふッ」面白いのにクールビューティーな友人をリアルに噴かせることに成功したという。

 コミケ、ありがとうございました!
 TRPGも人多かったですよね。おかげさまでCCC完売、他在庫も樹氷のぞいて5冊を切ったので次回新刊作るのが楽しみです。表紙フルカラーだしページ数あるしなーとそこそこ刷った故まだある樹氷も、もっていけばちらちら出ますね。新たにはまっている人がいるということで、わくわくします。
 クールに「新刊ください」ありがとうございました!
 じっくり立ち読んで吹き出しつつ「これくださいww」ありがとうございました!
 「全部ください」新たにはまったor初めてお会いする方ですね。ありがとうございました!
 迷わず「これとこれとこれください」は久方ぶりの方と思います。ありがとうございました!
 表紙買いして大丈夫ですかありがとうございました!
 委託の本を買われる方も丁寧な方ばかりでした。ありがとうございました!

 …い…いいかげんお顔を…覚えている方から…差し入れを、いただいてしまい…何かもっと声をかけたかったのですが、もじもじしていて出来ず仕舞いorz あ、ありがとうございました!

 ありがとうがいっぱいの、幸せな1日でした。本は他荷物とともに翌日コンビニから送ったので楽しむのは後日です。昨日は友人に贈るために買った女性向け18禁本だけを鞄に詰め込んで帰ってきました。はやく送りたかったんだもん、なわけですが、
私「今職質されたら逆セクハラができるね!」
クールビューティー友人「普通にいやだなそれ…」
 ホ ン ト に な !





 ところで。
 タイトルの件。

 北海道着が22時近く、列車内でたっぷり寝たので元気一杯、安全運転で家路についたわけですよ。で、23時半過ぎ、最後のコンビニを過ぎて100メートルほど走ったところで、路肩から人が飛び出してきました。轢く轢く。轢くから。と思いつつ、尋常じゃない雰囲気にとりあえず止まる。助手席勝手に開けられる。カ ギ し て な か っ た (失笑)。…以前、初冬深夜の峠道で溝に落っこちてる車の横から出てきて車止めようとしたおじさんの時には、こっちから出て行って引っ張り出す手伝いして無理だから携帯で助け呼んで…まで協力しました。だって困った時はお互い様だ。でも今回これは違うだろ夏で深夜でロン毛でよれっとした服のおじさんが元気一杯飛び出してきたわけで(笑)!
 怪我の功名、チャリ旅からそのまんま東京に向かったため後部座席はチャリで一杯、自然助手席が「これでもか!」と荷物置き場だったので一瞬無理やり入ってこようとしたおじさん押し入れず(笑)。不毛なトークが始まりました。
おじさん「どこまで行くの?ちょっとそこまで乗せてってくれない?」
私「…いやちょっと。女一人なんで」
おじさん「実はさ、そこで胸を殴られて、思うように動けないんだ」
 胸を押さえておじさん苦しがる。超苦しそう。どこぞのバイオレンスドラマだというか、さっきの颯爽とした飛び出しはどこへ。でも怪我人を無下にはできないじゃないですか。車に乗せる気は毛頭ありませんでしたが。
私「はあ。100メートル戻ればローソンありますよ」
おじさん「ローソンじゃちょっと…」
私「この先病院ないですよ。戻んないとしばらくない」
 これは本当。数十キロ無い人家もしばらくない。私の住んでいる街をなめないでいただきたい。
おじさん「病院に行く気はないんだ」
私「無いのですか」
 ど う し ろ と。
 話してる間もどうにかして入り込もうと動くおじさん。助手席はうっかり軽く凶器の山だったのでかなわず(CDとか工具とかペットボトルとかまあ尻に刺さりそうな状態で放置プレイ。六角レンチあたりはするっと入りますどうですか)
私「…ていうか…どこまでいかれるんですか?」
おじさん「ニセコ
 優しく言って道のり的に200キロなんだがおっさん。入ろうとまだ頑張るおっさん。積みっぱなしの亀(ペット)の餌も果敢に邪魔をする。いいぞもっとやれ。
おじさん「たのむよー君が行くところまででいいからさー」
私「何度も言いますが私女なので」
 そのあたりで、過疎国道に後続車が現れる。急に引くおっさん。
おじさん「だーよねー女の子はねー。いいよありがとじゃね!」
 扉を閉めて早業で飛び退く走り出す。後続車止めなくていいんかいていうか胸の怪我はどこ行った。

 …結局。
 携帯の電池が切れかけだったので、数キロ先の道の駅の公衆電話から警察に。不審者だったら補導してほしいし、困ってる人だったら保護してほしい。警察の人って大変だな〜と思いながら110番…いやそこまで緊急か…?と最寄りの駐在さんにお電話。「そいつは怪しい」とすぐさま出動してくれたおまわりさんから、1時間後、家に帰りついて充電しながらぼんやり待っていたところに連絡がありました。おっさんもういなかったらしいです。怪我はどうした。
お巡りさん「乗せなくて正解だよ。怪しいもんね」
私「ですよねー。でも一応、怪我していたら心配だなーもありまして…」
お巡りさん「しんぱ…えー?…でももうその場にいなかったしね…」
私「ですよねー…」

 …ローソンは100メートルバックしたらあるとはいえその先は延々人気のない過疎国道、田舎ってこわいなとちょっと思った夏の日でした。東京なら何かしら明るいし、誰かしらいるもんね。ホント過疎国道なので、後続車を実は心待ちにしながら問答をしていました。

 教訓1 ドアにロックして走ろう。
 教訓2 もしくは助手席を「僕の出口が入口に!?」状態にして走ろう。

 自衛大事!ということで、九月の大型連休までまたノンストップでお仕事でございます。とりあえず初日の今日から軽く胃が痛い。もう少しでいいから、あなたの目の前に立っている物体が、何をされても言われても良い無機質な物体なのではなく、あなた同様思ったり考えたり傷ついたりできる人間という物体なのだと認識してほしい。仕事中の感じ方としては贅沢かね。