Gの衝撃

 拍手、ありがたく全部見ています。DX拍手もザムナナ拍手もありがとうございました…!!
 五月病絶賛開催中で心も体もガタガタでしたが、昨日ふとした時に「管理人=笑顔」という評価をもらえて五月病ってる場合じゃないなあと頭を掻いてる次第です。周囲全員大まじめだったので普通に照れて、不覚にもギャグでまぜっかえせなかったという。「あとね。笑顔で背中のオーラが黒いときがある(真顔)」『うんうん(周囲も真顔)』……や。いいことですよ褒め言葉だよねオールウェイズ笑顔(…そう…か?)。
 ぐだってる場合じゃないので倒れない程度にがむばります。今日仕事で会った同業の友人いわく、来月はじめの臨時休みが半径100キロ圏内の友人ズとかぶりそうなので、まちで待ち合わせて(シャレにあらず)ランランランチでgoですよ。たーのしみー。

 …ところで、ここからは本来北海道にいなかったGのつく黒い奴の話なので苦手な人は避けてください。













 出たわけですよ、Gが!
 や、出るとは聞いてた。うちの実家のあたりはまだ出ないらしいですが、ここらへんそれよりは南だし、コンビニも30キロくらい先にですがぽつぽつできてるし、何より職場が、へたに冬場に暖房切らすと凍りつくとかで、年中暖かくしてる(Gの卵はマイナス10度で死滅するとかで、北海道に上陸したGはたいていそれで死ぬそうな。)。だから自宅には出ないだろうけど(数年無人だった五月でもストーブなしじゃ暮せない極寒住宅故:笑)職場には出るとは来たときから聞いていて、今出るか、いつ出るかと内心わくわくもしていたわけですが。
 ……うわさ通りのでかさだった。そしてやはりうわさ通りなぜか人に向って走ってきた(笑)。その時はですね、一匹だったし、「ばっかだなーどうしてこっちに走ってくるかなー踏んじゃうじゃないかははは。つか触覚長ッ黒光り凄ッ」とさんざん笑い観察し(昆虫は基本的に平気です)、東京者の上司に「やーそのあともう一匹出ましてね。逢引かなあ」と報告して「逢引て…きらさん歳幾つだよ…」とゲンナリされて、くらいでしたが翌日からまあこれが出るわ出るわ。一匹出たら30匹。害虫だし食べ物も扱ってる現場で出たし、これはいやだなあと捕獲用のネバネバした家設置。二晩放置しておいたわけです(先日の日記の、酒盛りしてたあたりの休日ですな)。
 で、朝。
 入ってるよーとの報告受けて見てみたら。

 G、すし詰め。

 わかんないよどうやってこんなに入ったんだよお前たち!つか、どこにこんだけいたんだよ!!!という満員御礼っぷりに、基本害虫以外は自宅に出ても殺さない(山間だから仕方がないがまあ出るわ出るわでさすがに鬱陶しく、でっかい蜘蛛が出た時は「…がんばってもぐもぐ食べろよー」とエールを送る日々です)虫に耐性のある管理人もさすがに気分が悪くなる。だってまだ触覚とかうごいてんだもん(泣)!
 で、思わず「いーやー」と平淡な悲鳴をあげていたら、周囲の人間がわらわら集まってくるわけですよ。このへんでGが出るようになったのはこれでも最近らしく、まだ物珍しいらしいとかで。
管理人「だめよ。見ちゃダメ。恐ろしいことになってるから」
周囲「そういわれると見たくなる…」
管理人「いいえ!犠牲は私ひとりで十分よ!私がどうにか処理するから…皆…離れてっ」
周囲「ちょ…み…見たい…!」
管理人「…ううん、いいの…こんなおぞましい思いをするのは、私で最後にならなきゃ、ダメ…!!」
周囲「見たい見たいみーせーてー!!」
 
 …数秒後、複数の悲鳴が響き渡りました。…だから見るなといったのに(ベッドの上でけだるそうに煙草を吸うジェスチャー)。まあ本当に自分だけが犠牲になるような人間はこんな小芝居しないがな(笑)!!
 黒いオーラ出てたのってこの時かもしれん(笑)。

 お口直しに、先日の衝動買い。と言ってもいつか買う気でいたところだったんだけど。

 原作が好きで好きで、でも映画も良かった好き作品。ドアをばんっと押しあける場面が大好きでリピートです。泣くような話ではないと思いつつ、原作は二人の独白にだいぶ泣かされ、映画は田中麗奈の「お母さん」に泣かされました。サントラもほしいなー。音楽がまた良かった。
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

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