さて、闘病記なわけだが。…と、追記

 三泊コミケ旅行中まんべん無く人に構い倒してもらい(当初オンリーロンリーグローリー夜もあるかと思いきやそんなことなかった感謝)、日曜深夜にホクホクと帰宅。スペシャルサンクス雑記を書くぞーと息巻いていたのが、今週月曜のことだったと記憶しております。その月曜は、朝から普通にお仕事午後はお勉強会と、萌えの世界に浸って蕩けた頭を仕事モードにするのにうってつけで、収穫も刺激も多い勉強会にホクホクしつつやはり深夜に帰宅。
 …で、火曜です。
 バリバリ働き、それでも荷物が19時に届くからと18時半に仕事を切り上げ帰宅。荷物が時間どおりについて、一息ついて、………なんかダルイにゃー……が今思えば全ての始まりでした。
 とりあえず横になった瞬間から腹部に鈍痛上へはこみ上げる下へは下る。しかしそれ以上にダルすぎて体が動かず30分ほど落ち、覚醒後どう考えてもこれはやばかろうと這いずって体温計を引っ張り出して「…よかった。40度には届かず…!」よくない。とりあえず解熱解熱水分水分と気が抜けたコーラを一口すすり激痛に床に転がり、本格的に胃がモノを受け付けていないことに気付いて戦慄です。だって私、この後ボルタレン(注:強力な解熱剤。ガンガン汗かいて一気に熱を引かせてくれる)使う気でいた…!水分補給できない状態で使ったら、ヘタしたら脱水―――――救急車呼んでも一時間来ないこの土地で脱水とかありえない(真顔)。そんなわけでしばし悩むものの、ものすごい勢いでトイレとお友達なのに熱のせいで動けないのもありえないので意を決してボルタレン投与、のたうちながら気の抜けたコーラをたぶん300mlほど流し込む。…困ったことにこの土地、ものすごい湧き水がピュアな土地で、たぶんほとんど手を加えずに水道水なってる…ので、もう分かりやすく森の匂いと味がするんですが、普段はいいんですがこういう状態のときは匂いで上げるから飲めないのが問題。そして、さっきのコーラ以外の水分は家にないという。…自販まで…徒歩五分程度…でも車運転する力もないのに(というかトイレ行くだけで毎回出陣気分なのに)どうやって行けというのか…まあなんとかなるさ、ととりあえず就寝。寝られるわけがない。びちびちとベッドの中でもがきつつ熱をはかるも、…ボルタレン使ってこんだけ汗かいて(滝のようにかきました)ようやく39度とかどういうことだ。使ってなかったら内臓沸いちゃうレベルってことか。ていうかアイスノンが恐ろしい勢いで液体になる。――――が、すでに冷凍庫まで歩ける力が残されていない……ていうかトイ…レ…真っすぐ歩けないから頭とかぶつけまくりなんだがもう痛覚が胃にしか…ちょ…しっかり私の体…!………
 で、なんとか水曜早朝。上げるの我慢しつつ水を補給し熱はなんとか38.9。――――ぶっちゃけ言うと、前の職場なら何食わぬ顔で出勤してました。上げ下げは正露丸あたりでごまかせるし、熱も38度台までならどうにか仕事になるし。…とかなんとか思ってしまってたあたり、ホント前の職場はいろいろギリギリ規格外…というかですね、水曜早朝に、夏の始めみたいに仕事が暇な時期でもないのに、一瞬で「ああ、今日はお休みをもらおう」と思ったところで真実実感しました前の職場のギリギリっぷり。肺炎起こそうが筋麻痺して指動かなくなろうが、休もうって発想無かったよあの状況下だと…(遠い目)。まあそんな今の職場も、現同僚たち曰くいろいろ大変で規格外できらさん凄いとこきちゃったって思ったでしょーらしいので、たぶん私は異動ごとに安穏な職場に行けそうです。
 いやそれはいいとして。気休めに正露丸を飲んで(後述しますがこれが意外に効いた)一旦出勤し、仕事の仕込みをして上司にわけを話してお休みを貰ってその足で病院へ。最早習性の「出勤するからには平然と」が板に付き、自己申告するまで周囲の誰も私の異変に気付かなかったという(笑)。前回の遠くの町の診療所よりも近い病院があいている時間帯だったのでそっちへ車で向かったのですが、…ええと、…まち唯一の病院、ご、ご老人しかいないのは気のせいか…ッ!?ご、ご老人以外は診療所も実は敬遠し、峠向こうの病院に行ってるって情報は真実…!つか過疎化この上無いんで比率的にはまあ病院丸ごとご老人が埋め尽くしていてもまあ…まあまあまあ………まあいいんです、ほんとにこればっかりは誰のせいでもないことに、ご老人の診察にはいろんな意味で時間がかかる。私の前に呼ばれたのは意識落ちてた間を除いて10人くらいだったように記憶していますが、普通に一時間が過ぎても順番来ず。一時間10分を経過したくらいから辛抱たまらず、鞄を枕にベンチに倒れ伏す管理人。「特に具合の悪い方いませんかー」の呼びかけに手をあげたい気持はMAXなれど、もう動く気力も無く落ちたり覚醒したりを繰り返すことさらに20分。結局一時間半くらい経過の後中待合室に呼ばれ、熱をはかると39.5……更にしばし待たされてお医者にかかり、昨日の事を話すことしばし。ボルタレンの下りでお医者によっては怒られたりするのですが(苦笑:薬は医者の処方に沿って!)、ここの人は寛大らしくスルー。「検査結果見ないと断言できないけど、八割がた食中毒」ということで、検査しつつ点滴受けることに――――――ここで更にしばし待たされる。その間、もはや半分ほどの視界で看護師さんの動きを見て診察室からのお医者の声聞いていたんですが………なんていうか………全体的にのほほんと牧歌的というか………せかせかやり過ぎた結果の医療事故が起きようもないというか………あの…うん。せかす気はありません…ないんですが、もういいから点て…き…「えーと、全部終わるまで四時間ねー」――――――――――終わって家に帰りついたら就業時刻じゃないかコレ。薄っすら笑みつつ、小児科無いのに小児科の看板掲げている部屋(なんなんだろう…普段使われてる気配がない…)に通され注入開始。顔も名前も知らない看護師さんにめちゃめちゃ身バレしていてまちの狭さに改めて噴く。「寝てていいわよー」と言われるも、困ったことに管理人、寝つきはともかく他人の気配がする場所では眠りが浅い。案の定看護師さんが見回りにくる度に覚醒し、まともな状態なら寝た振りくらい気をつかえたものの、まともじゃないからそれもできずに恐縮されること数回。…いや。今思えばそれが悪かったんだなーという感じなのですがその後。正露丸効果か、病院来てから全くトイレに行かずいたものの(軽く脱水も起きていたと思われる)、点滴の効果でトイレに行きたくなりベッドを立ったのが点滴終了まで目算30分というところ。もうね。立っただけで頭揺れるわだるくて一歩歩くのにも汗ダラダラ出るわの大作業。もう立ちたくないぞーとベッドに戻り、落ちることしばし。…ていう…か…ここ一時間くらい看護師さんの気配を感じない…?…ああ…寝られるように気を使わせちゃったかな…いやでも待って。そろそろ点滴―――――終わってるし!はたと気づくと液を落とし切り、管の中の液を注ぎきろうとしている点滴…をずんどこ逆流している己の血とばっちり☆目が合う。うわあもうー…ほっといても大丈夫なのは知ってるけどいい気がしない…看護師さんはやくー…瞑目すること10分。来  な  い   …。抜くか。抜いていいのか。看護師さんに怒られる☆という事象を気にしなければ別に普通に抜ける抜けるよああでも待って、いい大人がそんな刹那的に生きちゃ駄目じゃない?点滴自分で抜いて怒られるのは小学生までにしとこうよ自分!しかしなんかもう赤い管を見てるのに嫌気がさして、どうにか再び立ち上がる管理人。考えてみたらどのみち私、自力で運転して帰らなきゃならない。そして小児科(?)の扉を再び開け放ち、―――――ああ…さっきは気づかなかった…ダダッ広い廊下は無人、いやセールスのお兄さんが所在無げに立ちつくしているけどほとんど無人、で、暗い。そうだよもう16時とかなんだよ人の気配もなんだか遠い……え……何所に行けば……。もう思考回路も動かずに壁にもたれていると、遠くの扉が開いて看護師さんが顔を出す。「終わった!?終わっちゃった!?待ってて!そこ座って待っててー!」…うん。私頑張った。抜かずに頑張った…!!その後、<検査結果がいつ出るか><今後どうしたらいいのか>などの情報を一切お医者から私が伝授されていないことに驚愕した事務のおねーさんが院内駆け回ってぜーぜー言いながら情報収集してくれるなどのイベントをはさんで帰路に。どうでもいいんですが、検査結果10日後って、10日後に原因が分かってもそれがなんだというのだろう…。保健衛生的な何かか…。とにかく帰路に。菌殺す薬と整腸剤と吐き気止めをもらったので、この際(ドラゴンボール風に読んでください)をつけようと、何か食べ物!とコンビニに。よりにもよってたこ焼き(だってこれが一番食べたかった…)を買って帰宅。痛みにもがきながら食べたたこ焼き美味でした。やっぱこういうときは、何も考えずに食べたい物を食べるべきなんだよ…!←反論禁止
 木曜早朝。ビバ菌殺す薬!ということか熱は下がるも、体は動かないし上がり下りも相変わらずなのでお休みをいただくために職場に電話。てっきり時間的に直属の上司が出るかと思いきや、一番偉い上司が出てちょっとおよ?と思う。「そんなわけで、仕事にならないんで今日もお休み…いただいても大丈夫でしょうか?」「…………うん。大丈夫、大丈夫だ間と二回言ったことが激しく気になりつつ、養生。夜にはけっこう元気になり、(ドラゴンボール風に!)を付けるぞ!カレー食べたい。とコンビニに出てモリモリ買い込む。どう考えてもカレーは駄目なのだがイタイイタイ言いながら完食。自活始めてからの自分の何を一番褒めたいかって、どんな時でも食欲を失わないところです。食べれるうちは一人でどうにかなる原理。
 金曜。まだ胃腸はアレなものの、熱は完全に引いて体力も50%まで持ち直す。ヨシ出勤だーとにこにこ職場へ向かうと直属の上司が俯き加減に座ってるの発見。「おっはよーございます!昨日はすみませんでした!もう大丈夫でっす!」「…ああそう…きらさんは、午後からは帰ったりはしないのな…」「しませんよー今日は一日………――――――大…丈夫ですか…?」(凄いいい笑顔で)ウン。ダメ。俺は午後カエル」昨日はなんと私どころか直属上司も夏風邪で倒れてたというオチ。その日は「ごめん今日の私はたまに呂律回らない(←これはびっくり。副作用なのか後遺症なのか)!手先震えて字がへったくそ!でもまあ我慢してください!」とか言いつつまああとは元気にお勤めし、定時に帰宅。だって指先もつれてキーボード叩けない。そして土〜日は貧血でほとんど動けない状態ではあるものの、確実に回復しつつ養生してました、というお話でした。


 ええと。


 食べるって、大事!!
 
 もうホントね。管理人はもともと身体スペックのひッくい人間なのですが、食欲だけはめったに無くならないから最低限どうにかなってたというか!今回とにかく食欲はあるけど「食べられない」「飲めない」の辺りで戦慄して病院行ったしなぁ…これ書いてる今の貧血と足の縺れは栄養不足と水分不足からきてると思われ…いや…原因もなんか悪いモン食べたからなんですが…。今晩も整腸剤に頼りつつ食べて飲みます。足もつれて走ったら転びかけたけど、指先はもうこの通り、キーボード平気で叩いてます。土曜に他の用もあったので無理やりまちに出て買ってきた遙のタッチペンも使えます(笑)。

遙かなる時空の中で 夢浮橋 トレジャーBOX

遙かなる時空の中で 夢浮橋 トレジャーBOX

 こ、これ凄い…!!詳しくは後で。糖度に噴きました。あと永泉さんが相変わらず小動物で愛しいよ大好きだよ…(笑)!!

 ところで。
 職場の人間と、倒れてた期間中にメールだの電話だのくれたのに返事全く出来なかった友人たちには食中毒だよーと告げたのですが。
職場の人間「だーから、拾い食いはやめろって前々から言ってたのに…」
管理人「そうなんですよーいや私も今回は拾った場所が場所だけにまずいかなーとはちょっと思っんなわけないでしょう誰が拾い食うかそこッ!信じるな後ずさるな「いやでもきらさんなら」きらさんなら何だーーーーーーッ!?」
友人「え、何食べたの!?雑草!?」
管理人「…私を…なんだと…?」
 周囲の人々の愛に涙しつつ、コミケスペシャルサンクスと桐也さんからやってきたとんでもないバトン(笑)については後日ー。さて何食べよう…料理する元気はないからコンビニなんですが…おでん。おでんをしこたま買ってきます!

 >>>追記
幻想水滸伝続編っていうかラジオって何ッ(笑)!!鈴さんのぼっさんはいい…子安さんのグレミオもいい…小西さんのビクトールもまあ………ていうか…ていうか何であの人があの人……!!あと一人しか残ってないじゃんという突っ込みはさておき(微笑)、あ、小田さんの声久々に聞くので楽しみです。彼だけキャスト出てなかったんですが、なんでだろう。個人的にはルックがいいなぁと思いつつ、トップにテッドがいるからテッドなのか…?いやテッドはテッドで小田さんならハマりそうですが、テッドは4キャストが本当にイメージにどんぴしゃだったから変えて欲しくない心理…ていうかていうかていうかラジオドラマって…
 自分でも気持ち悪いほど大好きなんです幻水。楽しめるラジオになりますように…(ブルガタ)!!