たぶん忙しすぎてわけがわかってなかったんだと思う。

 くじけず諦めずに「可愛げ」を追求し追究する管理人です仕事から逃避中です家の中で手がかじかむよどうしよう(けっこう真顔で)。

 ところで可愛げに必要なもののひとつは弱点だと思うんですよね。どんなに強そうでも、どうしても苦手なものがあるとなると可愛いじゃないですか。カンナさんは蛇が怖いんですよ。悟空は注射が怖いんですよ。弁慶だって脚蹴られたら泣くんです。
 …管理人、昔は怪談関係、地震、高いところと恐い物尽くしでしたが実はそのへん、冷静になってみるとそうでもなくてですね。怪談関係は、中学生の時肝試しで管理人より先に「きゃー」と泣き崩れた友だち慰め脅かした男子怒鳴りつけてる間に怖くなくなり(悲鳴に乗り遅れたという)、地震は、いや怖いですよ。その恐ろしさについては微塵も馬鹿にしてなどいません。いませんし恐いんですが、職業柄怖がるより先にやることがいろいろあるんで怖がってる場合じゃなくなり、そうなると勤務外で揺れてもつい癖で凄い冷静で、高いところも職場でいろいろよじ登ってるうちに寧ろ好きになり、……あれ、何?今まで怖がってた私、演技?恐がる自分に酔ってた?みたいな。
 ところでそんな管理人にも、未だにどうしても怖いものがありましてですね。虫鷲づかみオッケーな身なれど、それは足が八本まで。足がたくさんある方々は見るだけで硬直ですよ。触るなんて論外ですよきゃーと逃げますよ。そんなところ、なんだ私、ちゃんと可愛い!









 ………と、思っていた時期がありました。…具体的にいえば先一昨日まで。
 日曜の仕事中不意に名前を呼ばれてですね。
「きらさん、きらさん来て来て来て!
管理人「はいな。何ですか」
ムカデ!でっかいムカデ!なんとかして怖いよぅ!」
管理人「でか!?…と言ってもまあ南に行けばこんなの小さいものらしい(15センチ程度でした)ですが…よっと、」
「ちょ、殺さないの捕まえるの!?素手!?」
管理人「いや素手はかぶれる…そしてつがいのムカデは殺すとやっかいらしい…ほーらここ(持ってたバインダー)に乗れー……よーしよしいい子だねー…つか何で私ご指名で…?」
「…カエルやネズミさわれる人だから」
管理人「………ああうん………」
 生暖かく微笑んで、外にその長モノを放り投げたところで気づきました。私、ムカデ怖かったんだそ う  い    え       ば …orz

 忙しさで頭わいてたら忘れる程度の恐怖だったらしいです。だめだこんなんじゃ!可愛げ研究は続きます。…や、なんでこんなにムキになってるかというとですね、……まだこの土地来てやっと半年過ぎたとこなのに同僚ズが真顔でもし、きらさんに怖いものがあるとしたら、何だ…?」と考え込む状況に危機感をね…覚えましてですね……………




 可愛げについて思いをはせつつ仕事に戻ります。最近パソ仕事続きなので息抜きで文章書き散らしているので、ひと段落したらどばーとアップしたいです。