ゲレンデの不審者

 先日友人夫妻&姉妹が北上してきたので一緒に遊びに――――ていうか私妻しか知らんのだが混じっていいのかと一瞬思ったものの、全員びっくりするほどフレンドリーなのに甘えて初対面と思えないほど馴れ馴れしくしてごめんよ友人…!今度は夜来てじっくり飲みましょう(笑)。

 ゲレンデにおいて。…や、そこで転ばないでしょ。という場所でいい年こいた大人(まあ私のことです)がすっころんで起き上がろうともがいていた場合や、急斜面でどうにもできずに立ちすくんでいた場合、反応はいくつかにわかれます。

 1.助け&教えに来てくれる
「ちょっと待ってろ今行くから!はい立ってー、そっちに移動してー、そこで起きる!そうそう!そしてリフト(もどき)にはそうやってつかまって引っ張って…」
『わ、できた!できましたありがとーーございますーー(リフトらしきものに引きずられつつ)』
 知らないおっちゃんとかがどんどん私の先生です(笑)。足向けて寝られない方向増えすぎだ。

 2.怒る笑う指さす
「邪魔なんだよ!」「だっせ」
 どけるならどいてますこんなのがゲレンデにいてごめんなさ…orz  …と凹むこと1秒、私は自分の得意分野において他人に冷たく当たっていないかなぁと振り返ること10秒。まあ邪魔なのも笑えるのも真実本当なので文句は言えない。ところで、文句は言えないのに、周囲が優しいのが3のパターンです。

 3.心配する
「大丈夫ですか…?」
 大の大人がすっころんでるのを見て、笑いもせず馬鹿にもせず真顔で心配してくれるちびっ子に対し、
『ありがとう、優しいですね…そしてあなたの方が上手そうですね…!よし、私に見本を見せてくださいさぁ!GO!』
 手本を要求しガン見で技術を盗もうとする、世知辛い今時であれば不審者として通報されそうな管理人ですスキー中です!ゲレンデの方々は老若男女基本的には優しいなあ。そして幸い今のところ通報はされてないですが、性悪説的に優しさとかそういう次元ではない幼児たちにからまれ、
「大人なのにどーして練習してるの?わかったヘタなんだ!俺より遅いんだ!」
「ねーねーわたしよりへたー?へたなんでしょー競争しよーよー」
『…………大人でも練習はするし競争はしない…が、そのかわりに』
「?」
『君を追跡してやろうではないか』
「ついせきってなーにー?」
『それは…――――――君をどこまでも追いかけるということだ!!(がばー)』
「きゃーいやー(超逃げた)」
 力の限りに幼児を脅すのはそろそろ自重しようと思います…。ところでその力の限りに脅したちびっ子が天使の笑顔で飴玉をくれたりする事に関して言えば、やはり性善説なのか…私が気安い大人に見えるだけなのか(たぶんこっちだ…)…嬉しいからいいんだけどね…。

 飴玉はともかくやっぱりスキーは心底つらくて実はリフト(に見えなくもない何物か)に乗ってる間はたいていぐずぐずマジ泣きしており、ゲレンデに降り立つと泣いてたら前見えない怖い怖いと自動的に涙が引っ込む忙しいスパンでストレス発散しているわけで、まあなんというか早く冬が終わればいいなーと思う(真顔で)。それでいて周囲から見ると凄い楽しそうに見えるらしいのはなんでなのか…仁徳か(えー)…とりあえず頑張ります。

 週末に控えた東京出張(こ の 時 期 に…!!)の折に買うつもりでいたコレを、近場でゲット。

ヒルコ―――ォオオオ!!」
 最 高 で し た !!
 矢薙さん大好き!!しかし命スキーなら犯してはいけないミスを犯してしまった私がいますよ…。メイオたんとの約束は遵守しましょう皆様…本誌読む前にCDドラマ聴いちゃいけない…ホントいけないダメ・絶対…orz そして私の中でかつてない百合ブームが来ております(笑)。ベルの周囲の女の子ズが可愛すぎる。ネタばれもなんなので詳しくは書きませんが、もうね。みんなベルが好きすぎるよね(笑)。そして好意向けられるとツンツンしちゃうベルが可愛すぎるんだ…!!うぃうぃの萌えボイスもたまりませんでしたごちそうさまでした次のCDでは是非木下嬢の出番をもっと…!